分園日記8 〜七五三〜
2020年11月18日
11月12日に、保育園では七五三詣りをしました。本園でのお祓い後に、分園にも寄っていただき、皆んなで、健やかな成長と幸福を祈願しました。
(タイミングが、給食の時間になってしまいましたが、皆、手を置いて頭を下げてお祓いしてもらいました❤)
千歳飴袋作りの様子❤
ちゅうりっぷ組は、ワンワンを作りました。
ノリがついたパーツをペタペタ✋
たんぽぽさんは、先生手作りの葉っぱのスタンプで思い思いに
皆、嬉しそうに持ち帰ってくれました✨
〜七五三の豆知識〜
そもそも七五三とは?
七五三の由来は、平安時代に行われた、3歳の「髪置き」、5歳の「袴着」、7歳の「帯解き」の儀式にあるといわれています。
昔は子供の死亡率が非常に高かったため、このような節目に成長を祝い、子供の長寿と幸福を祈願しました。
医療が発達した現代でも、子供を思う親心に変わりはなく、七五三というかたちで受け継がれてきたのです。
3歳・5歳・7歳で行う意味は?
七五三を3歳・5歳・7歳で祝う理由は、由来となる「髪置き」「袴着」「帯解き」の儀式がその年齢に行われていたからです。
☆3歳:髪置き(かみおき)髪置きは、子供が髪を伸ばし始める3歳の節目に行う儀式で、頭に糸で作った綿白髪(わたしらが)を乗せて長寿を祈願します。
平安時代頃には、赤ん坊は髪を剃って坊主にする風習があったため、髪を伸ばし始めることは、ここまで無事に成長できた印とも言えたのです。
頭に綿白髪を乗せるのは、髪が白くなるまで長生きして欲しいという、親の願いが込められています。
☆5歳:袴着(はかまぎ)袴着は着袴(ちゃっこ)とも言い、子供が初めて袴をつける時に行う儀式で、碁盤の上で吉方を向いて行います。
平安時代には公家だけの風習で、男女の区別なく5~7歳の頃に行われていました。
時代とともに武家や庶民にも広まっていき、江戸時代頃には男児のみの儀式になり、年齢も5歳に定着しました。
本裁ちは、仕立て直せば大人の着物として着ることができる着物で、本裁ちを着て帯を締めることは、子供が大きく成長した証として喜ばしいことでした。
室町時代には、男女の区別なく9歳頃に行われていましたが、江戸時代頃に7歳の女児が行う儀式になりました。